2025年度 第1期 ITコーディネータ「ケース研修」【仙台市/オンライン開催】平日1-2コース】のご案内

 ITコーディネータ資格取得を目指す皆さまに向けて、リアルな経営課題に向き合いながらITと経営の実践力を養うケース研修【仙台市/オンライン開催】平日1-2コース】が、申込み受付中です。

 経営とITの橋渡し役を担う実践力を、経験豊かな講師陣とともに、ITの力で、中小企業の未来を切り拓く。経営に寄り添い、真に課題を解決できる人財へ。その第一歩を「ケース研修」から始めませんか?

 本研修では、架空の中小企業を題材にしたケーススタディを通して、「経営者の立場に立ったIT提案力」「対話力」「チームでの課題解決力」を段階的に育てます。

🔷本研修の概要

開催日: 令和7年8月1日(金)、21日(木)・22日(金)
         9月4日(木)・5日(金)・19日(金)   の6日間   

受講料:220,000円/人(税込)

定 員:最大12名/最小3名

申 込:NPO法人ITコーディネータ協会

🔷ケース研修の概要

 ケース研修6日間において、実際のITコーディネータ活動と知識を習得するため、モデル企業における現状の経営環境を認識し、事実に基づいた戦略を立案し、具体的な実行計画を具体化する「DX経営実現領域」の各プロセスを実践していくことを想定しております。

 今回のモデル企業は、旧態依然とした組織の設定で描いた架空の「インテリア製品の卸売業」としており、「インテリア製品の卸売業」は、赤字すれすれの経営状況から情報システムを使って業務改革を行った事例をベースに設定されております。これらを6日間のケース研修、事前課題、レポート課題をもとに講義とグループ演習にて進められます。なお、初日前にオンラインでのオリエンテーションも実施いたします。

1日目(9:00~17:30)開講式
課題1「変革構想の立案」
2日目(9:00~17:30)課題2「デジタル経営戦略の情報収集と分析」
課題3「あるべき姿の構築」
3日目(9:00~17:30)課題4「経営リスクの評価と対応」
課題5「デジタル経営戦略の策定」
課題6「デジタル経営戦略の展開
4日目(9:00~17:30)課題7「デジタル経営実行計画の情報収集と分析」
課題8「デジタル経営実行計画の作成」
5日目(9:00~17:30)課題8「デジタル経営実行計画の作成IT資源調達」
課題9「ITシステム開発の実施」
6日目(9:00~17:30)課題10「ITシステムの導入」
課題11「価値提供と運用」
課題12「価値提供検証」   閉講式

🔷DX時代に求められる「DX経営」の専門家を育成

 DXの進展により、企業は電子帳簿保存法の改定、インボイス制度導入、AI・IoTの活用など急速な変化に対応する必要があります。さらに、ChatGPTなどの生成AIの活用が業務効率化や競争力強化の鍵となっています。このような環境下で、DX経営を推進するには、最新技術を活かした経営戦略の立案と迅速な業務改革が不可欠です。

🔷ITCアソシエイト制度開始!DXを支える人財を育成

 ITコーディネータ(ITC)は、経営とITの知識を備えた専門家として全国で活躍しています。ITC資格取得のためのケース研修では、DX経営を支える実践的な知識を学ぶことができます。さらに、新たに、経済産業省化推進のもと、「ITCアソシエイト制度(ITCアソシエイト制度)」がスタートし、より多くの人財がDX推進を学べる機会が広がりました。

🔷変革を担う人財を育成

 仙台平日1-2コースを担当する『一般社団法人戦略経営促進機構』では、経験豊富な講師陣がケース研修を通じ、DX経営に必要な知識を提供します。ChatGPTなどの生成AIの活用も学べる最新の研修です。1企業6名以上での個別研修も可能ですので、DX経営を担う人財育成にぜひご活用ください。

🔷講師紹介(インストラクター)

赤羽 幸雄(あかばね ゆきお)
戦略経営ネットワーク協同組合 代表理事 有限会社マルチキャスト 代表取締役

 NTT・NTTデータ(東京)で、銀行システムや航空管制システムの企画・設計・開発、データ通信システムの品質監理業務、ITコンサルティング業務に従事した後、1988年に札幌にUターンし専門学校でIT技術者の育成に携わった後、「ITを経営の力にする」「会社を強くする(強靭化支援)」など企業などの経営支援に携わっています。

 現在は、札幌学院大学の客員教授として、経営学部の学生に「ITコーディネート論」を教えるほか、北海道ITコーディネータ協議会の相談役、戦略経営ネットワーク協同組合の代表理事として、企業・団体・自治体などに「IT(IoT、AI、FinTechなど)の利活用」や「情報セキュリティ」、「事業継続計画(BCP)」などの講演・研修・コンサルティングの活動をしています。

佐藤 賢一(さとう けんいち)
一般社団法人戦略経営促進機構専務理事 ディア・テラス株式会社 代表取締役

1980年 東北電力株式会社入社、情報通信部(電力通信の工事保守/ネットワーク戦略構築等)、関連事業部&経営管理部(新会社設立、合併、特別清算業務、通信事業会社への出向等)を経て、2002年2月同社早期退職、同年4月 株式会社アイティ経営コンサルティングを設立(現:ディア・テラス株式会社)。独立後、経済産業省推進プロジェクト「東北IT経営応援隊」プロジェクトマネジャー、アドバイザー、経済産業省「戦略的情報化事例分析委員会」委員を歴任、ビジネスホテル業、物流業、建設業、卸小売業など中小企業のIT経営化を支援。最近では、商工会連合会におけるSNS等を活用した販路拡大セミナーの講師、専門家派遣等を担当している。特に、中小企業におけるバランス・スコアカード(BSC)を基盤とした経営戦略策定とIT戦略企画立案を得意としています。

🔷こんな方におすすめ!

  • ITだけでなく「経営」の視点から提案したいSE・コンサルタントの方
  • 中小企業支援・地域活性化に関心がある支援機関・行政担当者の方
  • 実務で活かせるコミュニケーション力・提案力を伸ばしたい方
  • 資格取得と同時に、現場で役立つスキルをしっかり身につけたい方

🔷厚生労働省「人材開発支援助成金(高度デジタル人材訓練)」の対象

 企業内の人材育成を目的とした研修として、費用の助成を受けられる可能性があります。
詳細は厚生労働省の制度案内をご確認いただくか、貴社の労務管理担当または社会保険労務士にご相談ください。

💬受講者の声

「単なるIT知識ではなく、経営者の感覚を肌で学べた」
「ファシリテーターの質問の質が高く、気づきが多かった」
「現場で使える“提案のストーリー”を構築する力がついた」

🌱未来を担うITコーディネータとして、あなたも次のステージへ。

実務家の講師陣とともに、「経営に寄り添い、ITで解決する力」を育てましょう。
皆さまの挑戦を、心よりお待ちしております。